幼稚園、保育園の遊具、保育備品の設計【犀工房】
園庭の環境はさまざまです。設置場所やつけたい遊びなど、ご希望をとり入れてひとつひとつご満足いただけるようにデザイン・設計。園のマスコットキャラクターを入れる事で、オリジナリティあふれる遊具に仕上がりました。また受電設備の上を有効に利用して、園庭スペースを無駄無く活用しています。中央の木が成長して、遊具のシンボルツリーとなるのが楽しみです。
築山は、駆け上がったり、横になってゴロゴロ転がったり、楽しくて全身を使った遊びが満載。築山と木製遊具を組み合わせることで、園庭にまとまりができ、遊びに広がります。はじめは、築山で転がることに抵抗があったこどもも、いまではともだちと一緒に頂上から、ゴロゴロゴロ。
ハウスではともだちと冒険の相談、テラスから園庭を確認し、大きなすべり台でいっきにすべりおりる。クライミングをのぼったり、うんていに挑戦し、遊び道具はキチンと棚にかたづける。こどもたちにとって、楽しくて大切な基地ができました。
左は小さなこどもの街、右は大きなこどもの街、そしてみんなのシンボルタワーが中央にあり、遊具全体が街になっています。入園したばかりのこどもは左の街で遊び、成長とともに、右の街にも出かけていきます。シンボルタワーのいちばん上まで登ったこどもたちは、とっておきの笑顔で大きく手を振ってくれました。
ぬくもりと癒しを与えてくれる、木を多く取り込んだ憩いの広場です。こどもたちの大好きな水遊びを手軽にできるところがポイント!レトロなポンプでお水を汲み出したり、クライミングにチャレンジしてみたりと、楽しい遊びも加えました。ウッドデッキなので裸足でも大丈夫。ポンプの水は水道水を使い、排水設備も完備で衛生的です。四角い水くみ所は蓋を閉めるとテーブルに大変身。オフシーズンは憩いの広場として活用できます。
ずっとこどもたちを見守ってきた園庭の木を、ぐるりと囲うように遊具を配置しました。風にそよぐ木の葉と、おしゃれなとんがり屋根が心地よい日陰を演出します。遊びの部分も一工夫、みんなで遊べるように幅広の遊びを増やしました。一緒にすべり台をすべったり、壁登りの競争をしたり、広々としたデッキからは、「早く登っておいでよ」なんで声が聞こえてきそうです。今日も明日もその先も、こどもたちが仲良く遊ぶ様子を園庭の木は、静かに見守っています。