幼稚園、保育園の遊具、保育備品の設計【犀工房】


さまざまな素材を使い、園環境が明るく楽しくなるような製品を生み出しています。
あらゆる要望におこたえし、環境や使い方に合せた製品をご提案します。

製品の安全性、保険、保証制度


このホームページに掲載されている商品は、一般社団法人日本公園施設業協会による「SP表示認定企業」、「SPL表示認定企業」により設計、製造されています。
「遊具の安全に関する規準JPFA-SP-S:2014」に準拠し、遊具と一般製品を、設計、製造、販売、施工、点検を行うことにより、遊具の品質と安全を守ります。


万が一の事故に備え、一般社団法人日本公園施設業協会、賠償責任保険制度による責任保険がかけられています。
この保険は、製品の設計、製作上の瑕疵にようる人身事故及び財物に対して損害を与えた場合に約款に従って保険料をお支払いするものです。
なお約款に定めていない事項については日本国の法令に準拠します。


本遊具は、一般社団法人日本公園施設業協会で定めた遊具の安全に関する規準(JPFA-SP-S:2014)に基づき、幼児が使う事を前提に幼児の体格に合わせた安全な設計とし、これまで培った経験と検証から独自の安全基準を設けて設計しています。
同協会認定の公園施設製品安全管理士、公園施設製品整備技士を擁して安全な製品作りをしています。


こどもたちが安心して遊べるようにいろいろな配慮を施しています。角はなくし、丸みを持った仕上げとし、出っ張ったボルトはキャップカバーを付けて衝突時の怪我を防止する仕様になっています。
ネット部ははずれにくい結び方をしたり、つり橋の隙間に足が落ちないように落下防止ネットの取り付けを行ったりするなど様々な配慮を施しています。


屋外で長時間ご使用いただくために耐久性の高い素材を使用しています。金属はショットブラスト後、カチオン電着塗装による下処理を施し、ボルトやチェーンはステンレスを使用しています(一部ドブ鍍金ボルト使用)。


金属やFRP表面は耐久性の高いアクリルウレタン樹脂塗装を施しています。FRPの場合、表面にクリアコーティングをし、木材は日焼け防止を目的に自然系木材着色塗料を塗布します。


消耗部品を除き、2年間の保証期間を設けております。


木材は鉄材と比べて、夏は熱くなりにくい、冬は冷たくなりにくい、手触りのやさしい素材です。
そして二酸化炭素の貯蔵庫であり、製造時のエネルギー消費が少ない、環境にやさしい素材です。
国内で育った杉を使用していますので、湿度の多い日本の環境にあった木材で、耐久性に優れて、手触りが優しいのが特徴です。
大きな割れの原因となる木材の芯部分を含まない、芯去材のみを使用しています。
防腐処理として、加圧注入処理を行っており、圧力をかけて内部まで薬剤を浸透させる信頼性の高い方法です。
加圧注入薬剤は安全性の高い成分で構成されており、ヒ素やクロムのような有害な重金属を含んでいません。


高密度ポリエチレンは100%リサイクル可能な環境素材です。地球環境にも優しくその保全に貢献する素材として注目されています。
腐食したり、発錆もなく、シロアリの被害などもありません。素材そのものに着色されていますので、塗装の必要がありません。そのため、キズがついても色が剥がれる事も無く、特別なメンテナンスを要さずに長時間の使用に耐えるため、優れたコストパフォーマンスをもつ素材です。


FRPとは、繊維強化プラスチックのことで、繊維と樹脂を組み合わせることにより、軽量で薄く高い強度を持つ素材です。宇宙・航空産業をはじめ、医療分野、建築物、自転車や新幹線等多くの分野で使用されています。遊具に取り入れることにより、無機質な遊具から、さまざまな形状のボリュームと存在感をもった造形遊具に変化します。


鋼材には、黒皮錆や油分等が付着しており、そのまま塗装を行うと、素地と塗料の密着性が悪く、塗装のめくれの原因になります。
カチオン電着塗装は、水溶性塗料をいれたタンクに鋼材を浸漬し静電塗装を行う事により優れた防錆効果が得られ、自動車や新幹線などの塗装にも使用されております。
ショットブラスト表面処理は、圧縮空気で砂粒子を鋼材表面に投射することにより黒皮錆や油分等を除去し、塗料の密着性を高める表面研磨を行えます。
この二つの鋼材防錆処理を行うことにより、耐久性のある塗装ができます。


FRPや鋼材を使った製品は、たくさんの色を使って塗装を行います。
下記が基本色となりますが、お客様のご要望に合わせて特注色を作成することもできます。
※印刷と実際の色とは異なることがありますので、ご了承ください。